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【一度は食べたい 立川の逸品】第十七回 料神の『秋川牛の炙り焼き』

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立川の一度は食べたい逸品を紹介していくコーナー。
第十七回は立川駅南口から徒歩3分ほどの場所にある「料神」 の 『秋川牛の炙り焼き』。
舌の上でとろけるような、驚くほどやわらかなお肉は大切な日に大切な人と味わいたい特別な一皿です。


●食べるほどに湧き上がる幸福感!「秋川牛」で一期一会を味わう
 「お客様のわがままに柔軟に対応」がモットーの料理店「料神」。和食一本で経験を積んできた店主が、その日のお客様の好みや気分に寄り添い、旬の食材を使って本当に食べたいものを全力で提供してくれます。
 料神にあるコース料理の一つ「神コース」のメイン料理が、今回の逸品「秋川牛の炙り焼き」です。東京都産唯一のブランド牛である秋川牛は、都内でも食べられるお店は数少なく、大変希少な黒毛和牛。身が柔らかく脂に甘さがあり、濃厚ながらも重すぎない味わいが特徴です。
 コースの「秋川牛の炙り焼き」では、店主が自ら厳選した秋川牛の部位で提供。味付けは塩のみとシンプルに。サラマンダーで余計な脂が落としながらスピーディーにグリルし、最後にバーナーで表面にしっかり焼き色をつけます。ほんのりピンク色のミディアムレアに焼かれた秋川牛は、とろけるようなやわらかな食感。肉本来の旨みと、脂の甘さが口いっぱいに広がります。添えられた塩や、すりたてのわさびをつけていただくと、より肉の味わいが引き立ち、爽やかな後味に。飲み込むほどに幸福感が湧き上がり、牛肉の美味しさを全身で堪能できます。
 さらに驚くのは、付け合わせの完成度の高さ。それぞれが一品として小鉢で提供できるくらい、しっかりとした付け合わせが添えられています。しかも、季節感のある盛り付けで、見た目も華やか。料神の料理では、その日にしか食べられない「一期一会」の楽しみも味わえるのです。


↑程よくサシが入った秋川牛は、単品でも注文可能。基本はステーキと牛かつが選べます。

●目指すは「深夜食堂」 熱い心でお客様の希望を叶える
 和食一本で職人の腕を磨き続けてきた、店主の齊藤宣典さん。一流ホテルから居酒屋まで、幅広い現場で活躍していましたが、10年ほど前から立川のお店で働くようになり、5年前に料神をオープンしました。
 齊藤さんが目指すのは、ドラマ化もされた漫画「深夜食堂」なのだとか。「ふらっと来たお客さんが『これ食べたい』ってものを、その時にあるもので作る形が理想。基本的に、どんなものでも『食べたい』というものは作ります」という齊藤さん。これまでも、メニューにはないカレーを3日かけて作るなど、お客様が望む料理に対して、全力で提供し続けています。
 ちなみに「料神」という店名は、リスペクトを込めて、師匠のお店の名前を1文字変えたもの。看板の字も齊藤さんの直筆で、約400回も書いて厳選したのだとか。そんな熱い心と料理への思いが、お客様の要望に応える原泉なのかもしれません。


↑秋らしい「栗の渋皮煮」。同じく旬の鬼柚子が季節感を演出します。


↑繊細な手つきで独創的な料理を紡ぎ出す、店主の齊藤宣典さん。

↑調理場が見えるカウンターは、しっとり落ち着いた“和”の雰囲気。


↑人数が多い時は、貸し切り可能なテーブル席も。洞窟をイメージしたミステリアスな空間。

≪店舗情報≫
店名・・・料神
住所・・・立川市柴崎町2-3-3 2階
電話番号・・・042-595-8454
定休日・・・月曜日・第4日曜日
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